あなたは「プロパンガスって、ホントに料金が高い」と思ってませんか?
私は、都市ガス地域から引っ越してきたので「ちょっと異常じゃない?」と感じます。
本当に、うちのプロパンガス料金これで相場なの?
他の地域もこんなに高いの!?・・・と不安になるほどです。
そこで、プロパンガス料金の相場を調べてみることに。
そしたら、なんと驚愕(きょうがく)の事実が発覚しました!!
そして、相場ですら適正価格より高いことがわかりました。
これって、どうしようもないのでしょうか?
高い料金を払い続けないといけないのでしょうか?
大丈夫です。
うまい対策をみつけました。
ということで、今回はプロパンガス料金の相場の調べ方とカンタンな値下げ方法についてお話します!
では、さっそく説明しますね。
1分でプロパンガス料金の平均相場をチェックする方法
プロパンガス代の平均相場はカンタンにチェックできます。
このサイトで調べるだけ。
参考 一般財団法人日本エネルギー経済研究所「石油情報センター」
住んでる市区町村で検索すると、カンタンにプロパンガス料金の平均相場がわかる便利なサイトです。
調べるのが面倒くさい人のために、特別サービス。
地域別に、平均価格を抜き出してみますね。
地域 | 基本料金 | 5m³ | 10m³ | 20m³ | 50m³ |
---|---|---|---|---|---|
北海道 | 2,107 | 5,982 | 9,631 | 16,489 | 35,575 |
東北 | 1,845 | 5,085 | 8,275 | 14,314 | 30,800 |
関東 | 1,751 | 4,438 | 7,066 | 12,096 | 26,037 |
中部 | 1,842 | 4,658 | 7,310 | 12,311 | 25,716 |
近畿 | 1,863 | 4,690 | 7,428 | 12,576 | 26,766 |
中国 | 1,934 | 5,038 | 7,896 | 13,276 | 27,921 |
四国 | 1,832 | 4,705 | 7,501 | 12,735 | 26,891 |
九州 | 1,808 | 4,799 | 7,608 | 12,681 | 25,912 |
沖縄 | 1,730 | 4,785 | 7,698 | 13,162 | 28,350 |
(2017年8月現在、単位:円)
ざっと見てみると関東圏が安くて、関東から離れるほど高くなる感じです。
単純に「都市部ほど安い」というわけではないですね。
大阪や福岡でも、まぁまぁ高いです。
でも、沖縄は安いという・・・。
お住まいのエリアで検索すると、最安値と最高値もチェックできます。
一度、試してみてください。
プロパンガス料金の平均相場と適正価格の違い
さて、上述のWEBサイトで調べた平均相場ですが・・・。
じつは、この料金も適正価格とは言えず、ちょっと高いのです。
でも、聞いてください。
じつは、上述のWEBサイトの平均相場はLPガス会社の自己申告の平均値なのです。
なので、本当の価格かどうか疑問が残ります。
プロパンガスの平均相場は正確なのか?
石油情報センターに流れるLPガスの小売価格は、ガス会社の自己申告。
とすると、ガス会社は料金を高めに申告できるのです。
そんなことするメリットは?
って、思いますよね。
ガス会社が高めに申告することで料金の平均が上がると、口実につかえます。
顧客に「高くない?」と聞かれたら「これ見てください。相場です」と言えるのです。
プロパンガス料金の平均相場が適正価格より高い理由
他にも、プロパンガス料金の平均相場が高くなる原因があります。
説明しておきますね。
プロパンガス料金の相場は、こんな理由で高くなっています。
- プロパンガス業界には価格競争がない
- プロパンガスはガス会社が自由に料金を決められる
- ガス会社が自由に選べることを知らない人が多い
まず、プロパンガス業界には価格競争がありません。
他社の顧客を取らないという暗黙のルールがあったからです。
さらに、プロパンガスは自由料金制度なので、ガス会社が価格を決められます。
(公共料金制度の都市ガスは国の監視が入るので、価格が抑えられています)
その結果、プロパンガス地域では隣どうしで価格が違うなんてことも起こります。
だから、基本料金や単価を公開していないガス会社が多いのです。
でも、じつはユーザーはプロパンガス会社を自由に選べるのです。
基本料金や単価が安い、良心的な会社に切り替えていいのです。
ところが、それを知っている人はプロパンガスユーザーの約半数ぐらい。
たくさんの人が、文句も言わずガス会社の言い値に従っているのです。
46.4%の人が知らなかった・・・ということです。
きわめつけは、値上げ。
プロパンガス業界では値上げがよくあるのに、値下げは少ないです。
そして、ガス会社がどんどん値上げした結果・・・。
平均相場が適正価格より高い状態になっています。
あなたの家のプロパンガス代は、大丈夫ですか?
値上げで高くなりすぎてませんか?
わが家のプロパンガス価格が高いか低いか調べる方法
さて、石油情報センターの平均価格をチェックしてみましたか?
平均前後~平均以上であれば、ガス代が大幅に削減できるかもしれません。
このWEBサイトを使うと、ガス料金が高いか低いか無料でシミュレートできます。
使い方はカンタン。お住まいのエリア、世帯人数、ガス代を入力するだけ。
参考
ガス料金無料診断サイト「enepi(エネピ)」
たとえば、こんな感じです。
わずか1分程度で、わが家のガス代が節約可能か判断できます。
ぜひ試してみてください。
シミュレーションが、驚くほどカンタンにできます。
プロパンガス料金を上手に下げる方法
もしガス代が大幅に削減できそうなら、他のガス会社から見積書を取ってみましょう。
見積もりを取るときのポイントは、複数のガス会社に依頼すること。
複数社を比較して、一番良心的な会社を選べばOKです。
カンタンでしょ?
わが家は、エネピを使ってガス会社を切り替えました。
その結果、年間のガス代が4万円ぐらい削減できました。
現ガス会社と新ガス会社の交渉や調整もしてくれるので、イチオシです。
チマチマとガスの使用量を節約していたのは何だったのか・・・。
と思うぐらい、劇的に変わるかもしれませんよ。
まとめ
プロパンガス料金の平均相場は、カンタンに調べることができますよ。
でも、平均相場は適正価格より高い状況なので注意してくださいね。
平均相場が適正価格より高い理由は、プロパンガス業界に悪しき商慣習があったからです。
あなたは「ガス代が高いな」と思っていませんか?
プロパンガスガス会社は、価格交渉したり切り替えることができますよ。
まずは、あなたのガス代が高いのか安いのかシミュレーションしてみてください。