プロパンガス代、高いですよね~。
毎年、冬になると「冬眠しよっかな?」って思います。
私は都市ガス地域から引っ越してきたので、検針票を見るたびに白目むいて倒れてますよ。
でも、あきらめたらそこで終わり!
頑張って節約していきましょう。
今回は、プロパンガス節約術を30個集めてみました。
私が年間4万円ぐらい節約した方法も公開しますね!
さっそく、いってみましょう!
プロパンガス節約のアイデア30選
では、プロパンガスの節約術を挙げていきますね!
なお、プロパンガス代は都市ガスの倍ぐらいを目安にしています。
できるだけガスを使わない。
そして、ガスを電気に置き換える、というのが節約につながりそうですよ。
ガス炊飯器のガス代節約方法
- ガス炊飯器を電気炊飯器に変える
- ガス炊飯器は40円/1回ぐらい。土鍋で炊くと36円/1回ぐらい。
電気炊飯器は5円/1回ぐらい。保温は1時間1円以下です。 - ガス炊飯器を電気炊飯器に変えることで、炊飯1回あたり30~35円ぐらいの節約が期待できます。
- ガス炊飯器は朝炊きだめする
- ガス炊飯器は、昼と夜のぶんも朝炊いてしまいましょう。
炊きあがったご飯は、粗冷まししたあとラップでくるんで冷凍庫へ。電子レンジで解凍すれば、1円/1回ぐらいです。 - 三度炊くよりも、1日あたり70円ぐらいの節約が期待できます。
ガス暖房のガス代節約方法
- 床暖房は使わずエアコンにする
- プロパンガスの温水式床暖房は、8畳で毎日8時間使うと1か月で8千~1万円ぐらいです。
- いっぽう、エアコンは1か月で4~5千円ぐらい。
月々4~5千円ぐらいの節約が期待できます。
- 床暖房はオンオフを繰り返さない
- 床暖房は、スイッチ入れたあと1時間ぐらい余分にガス代がかかります。
温度が安定したあとと比べると、4倍ぐらいの差があります。 - 家の断熱性能にもよりますが、30分~1時間ぐらいの外出なら点けっぱなしの方が節約できます。
- 床暖房は設置せず蓄熱暖房機にする
- 床暖房はエアコンの暖房のようにヒリヒリしません。
輻射熱なのでポカポカです。 - でも、プロパンガス地域で床暖房を設置するのは家計に大ダメージ!
そこで、蓄熱暖房機の設置を検討してみましょう。 - 蓄熱暖房機は輻射熱で、ランニングコストもエアコンより少し高いぐらいです。
- 床暖房とファンヒーターの併用は床暖房メインで
- 床暖房はガス代が高いイメージがあり、立ち上がりも遅いです。
- ガスファンヒーターをメインで使ってる方は、床暖房と併用してみてください。
床暖房の輻射熱は低温でも暖かく感じられるので、意外と経済的です。 - ファンヒーターの使用時間も減らせます。
ガスコンロのガス代節約方法
- 野菜を煮込むときは予めレンジで温めておく
- 野菜を煮込む料理を作るときは、切った野菜をレンジで温め少し柔らかくしてから煮込みましょう。
- 野菜の下ごしらえに電子レンジを活用すると、年間2,000円ぐらいの節約が期待できます。
煮込み時間を減らすことができます。
- パスタをゆでるときは途中で火を消す
- 沸騰したお湯に塩とパスタを入れ、くっつかないように20秒ぐらいほぐしながら混ぜます。
- あとは火を止めて蓋をして、規定の時間待ちます。
なんと、これでじゅうぶん火が通ったパスタができます。
- 早めに火を消し余熱を使う
- 余熱調理できるのは、パスタだけではありません。
他の料理にも、積極的に活用しましょう。
- 熱湯を使う料理は電気ポットで沸かしたお湯を使う
- 1リットルの水の温度を80℃ぐらい上げたいなら、コンロで沸かすより電気ポットが安いです。
- 電気ポットで沸いたお湯を使って調理してみましょう。
1回あたり2円ぐらいの節約が期待できます。 - ちなみに、電子レンジで熱湯を作るのは難しいです。
- フライパンで焼く順番を考える
- フライパンを何度も使う献立のときは、焦げ付いたり匂いが付いたりしない料理から作りましょう。
- フライパンを洗わずキッチンペーパーでふけば、熱をロスが少なくて済みます。
- 長時間かかる煮込み料理は圧力鍋を使う
- 圧力鍋を上手く使えば、普通の鍋と比べて煮込み時間が半分~3分の1ぐらいになります。
- 味も染みこみやすくなるので、トータルの調理時間も短縮できます。
- 熱伝導率がよいアルミ鍋を使う
- アルミ鍋は熱が伝わりやすく、すぐに熱くなります。
調理がスピーディーになりますよ。 - ただし、保温にはむきません。
保温するときは、保温鍋や土鍋に移し替えましょう。
- 冷凍保存できる料理は多めに作る
- 冷凍保存できる料理は、多めに作って保存しておきましょう。
次回は、コンロ不要!電子レンジで解凍するだけで食べられます。 - ご飯、ハンバーグ、餃子、ほうれん草などなど・・・いろいろ使えますよ。
- 複数のバーナーを同時に使う
- 複数の鍋を使うときは、複数のバーナーを使い同時に調理しましょう。
隣のバーナーの輻射熱も利用できます。
- 沸かしたお湯が余ったら捨てずにとっておく
- 沸かしたお湯が余ったら、保温水筒に入れておきましょう。
あとでお茶やコーヒーをいれたり、洗い物に使えます。
- バーナーの炎は鍋底からはみ出ないように
- バーナーの炎は鍋底の大きさに合わせましょう。
年間300~600円ぐらいの節約が期待できます。 - 鍋底が濡れているときは、シッカリ拭きましょう。
- 落としぶたを使う
- 煮物で落としぶたを使うと放熱量が減るので、調理時間が短縮されます。
うまく活用すると、約半分の時間にすることもできます。 - 年間4,000~5,000円ぐらいの節約が期待できます。
- 鍋底が大きい鍋を使う
- 底が平らで大きい鍋の方が、熱のロスが少なくなります。
年間200~300円ぐらいの節約が期待できます。
ガス給湯器のガス代節約方法
- 洗い物はゴム手袋をはめ水でやる
- ゴム手袋があれば、冬でも水で洗い物ができます。
大掃除のときのシロッコファンなど、がんこな油汚れは洗剤の水溶液に浸けておくと取れやすいです。 - 洗い物でガスを使わないようにしましょう。
- 節水型シャワーヘッドを使う
- シャワーヘッドの手元で、水を止められるヘッドを使いましょう。
洗髪のときなど、節水だけでなくガスも節約できます。
水道代とガス代で、年間3千円~5千円ぐらいの節約が期待できます。 - 節水型シャワーヘッドは、ホームセンターに売ってます。
- お風呂は家族みんな続けて入る
- お風呂は家族みんなで続けて入るか、一緒に入りましょう。
追い炊きせずに済むと、年間5千円~1万円ぐらいの節約が期待できます。
- お風呂の給湯温度は低く、湯量は少なく
- お風呂は、給湯温度を低めにしましょう。
湯量も、半身浴ぐらいにします。 - 特に冬が勝負どき。
上手くいけば、月々1000円以上の節約が期待できます。 - 夏はもともと水温が高いので、効果が薄いです。
- 湯で手洗いするより食器洗い乾燥機を使う
- 食器洗い乾燥機は節水効果が高く、あわせてガスの節約にもつながります。
- お湯で手洗いするなら、食器洗い乾燥機を使いましょう。
水道代もあわせると、年間1万円~1万5千円ぐらいの節約が期待できます。
- 可能であれば冬はお風呂の回数を減らす
- 冬のお風呂の回数を減らせば、かなりガス使用量を減らせます。
- もし2日に1度にすると、一月で2,000~3,000円ぐらいの節約が期待できます。
- 大家族はシャワーより湯をはる
- シャワー17分の水量は、200リットルぐらいになるそうです。これは、浴槽一杯分に相当します。
- 家族が多いほど、湯をはる方がお得になります。
- お風呂のフタをこまめに閉める
- どうしても家族の入浴に間が空くときは、かならず浴槽にフタをしましょう。
- 40℃のお湯は、4時間後にフタ無しだと5℃前後下がります。
フタ有りでは、3℃前後しか下がりません。
- 給湯器を省エネタイプに変える
- 給湯器を設置、または取り換えるときはエコジョーズなど高効率給湯器を検討しましょう。
- 年間10%~15%ぐらい節約が期待できます。
その他のガス代節約方法
- オール電化住宅にする
- プロパンガス地域で新築するのであれば、オール電化住宅を検討してみましょう。
ガス・電気併用住宅より初期費用がかかるので、どちらが得か試算するといいです。
- ガス会社を変更する
- じつは、プロパンガス会社は利用者が自由に選べます。
安いガス料金のガス会社に切り替えるだけで、ガス代の大幅削減が期待できます。
以上、プロパンガス節約のアイデアでした。
こちらのホームページにも、ガス代節約のヒントがたくさんあります。
一度、見てみてください。
参考 一般社団法人 省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」
参考 東京ガス「ウルトラ省エネブック」
プロパンガスから安い都市ガスに変えることは可能か?
プロパンガスに比べて、都市ガスの方が安いですよね。
「いっそのこと、都市ガスに変えられないかな?」なんて思ってしまいます。
そんなこと、できるのでしょうか?
都市ガスは、家までガスを運ぶために地中配管が必要です。
ボンベで運べるプロパンガスに比べて、運搬が簡単ではないのです。
地中にガス用の配管を埋めたりメンテナンスするのって、そうやすやすとできません。
お金もかかります。
分譲地で同時に何軒も家が建つなら都市ガス会社も無料で配管を引いてくれますが、一軒だけのためとなると高額の工事費を請求されます。
意外と安くガス管を引けるケースもあります。
一度、都市ガス会社に見積もりしてもらうのもアリですね。
プロパンガスからオール電化に変えることは可能か?
では、ガス・電気併用住宅をオール電化住宅にリフォームすることは可能でしょうか?
これは、可能です。
あとは、コストの問題です。
プロパンガスからオール電化に変更すると、いろいろな設備や機器の変更が必要です。
たとえば、こんな変更が考えられます。
- 給湯器をエコキュート(電気式給湯器)に取替
- コンロをIHコンロに取替
- 分電版をオール電化対応のものに取替
- 幹線の張り替え
- ガス用機器や配管を撤去・処分
オール電化にするタイミングは、機器寿命による交換時期がいいですね。
ガス機器とオール電化機器の差額を考えれば済みます。
オール電化のリフォームって、100万円ぐらいかかるそうです。
以下、参考まで。
- ガス機器の参考交換価格
- ・ガス給湯器:20万円
- ・ガスコンロ:15万円
- オール電化機器の参考交換価格
- ・エコキュート:70万円
- ・IHコンロ:20万円
機器の交換をガス用にする場合とオール電化用にする場合で、55万円の差です。
あとは「光熱費の差額でもとが取れるのに、何年かかるか?」ということですね。
仮にガス併用よりオール電化の光熱費の方が5,000円安いとして、110ヶ月(9年2ヶ月)でやっともとが取れます。
給湯器やコンロの寿命が10年だとすると・・・。
これ以上電気代の値上がりが進むと、あんまり節約効果はなさそうですね。
プロパンガス代を節約するコツはガス会社を変えること
プロパンガスの節約術は、努力の割りに効果が薄いものが多いです。
わが家もいろいろやりましたが、ガス代が下がったのは月々数百円でした。
わが家の節約については、こちらで詳しくまとめています。
参考にどうぞ。
-
私が試した3つのプロパンガス節約方法♪効果があったのは?
都会から郊外に引っ越して、やっと慣れてきたら・・・。 今度は、高すぎるプロパンガス代にうんざりしてます。 吠えてもしょう ...
結局、わが家ではプロパンガス会社の変更が一番効果的でした。
ガス会社を切り替えたことで、年間4万円近く節約できました。
どうやったかと言うと・・・。
複数のガス会社のガス料金を比べて、一番良心的な会社を選んだのです!
参考までに、わが家のガス料金がどう変わったか書いておきますね。
- 変更前
- 基本料金:2,050円
従量単価:560円 - 変更後
- 基本料金:1,620円
従量単価:350円
なんと、基本料金が430円、従量単価が210円安くなりました。
ちなみに、enepi(エネピ)を使うとガス会社の切り換えがスムーズです。
参考見積を依頼すると、複数社のガス料金やサービス内容を知らせてくれます。
ガス会社から電話がかかってきたり、営業マンが来ることはありません。
参考見積の中に気に入った会社があれば、コンタクトを依頼します。
そうしたら、そのガス会社から連絡があって切り替えが進んでいきます。
現ガス会社との交渉や調整もエネピがやってくれるので、便利ですよ!
プロパンガス代が高過ぎて節約したい方は、一度試してみてください。
参考
enepi(エネピ)公式サイト
まとめ
プロパンガスは、都市ガスや電気に比べて割高ですよね。
なので、使用量を減らしたり電気に置き換えたりすることで節約することができます。
ただ、けっこう大変だったり、生活が不便になったりするのが難点。
プロパンガス代の節約なら、私はガス会社の変更をイチオシします。
ストレスなしで、かなりの節約が期待できますよ。
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